情報サービス関係のニュース

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(2009. 12. 30) パトリス社の再生計画認可確定

(2009. 12. 24) 米国議会図書館 (LC) が蔵書電子化開始 Internet Archive と協力、まず 60,000 冊完了。

(2009. 12. 18) Google がフランスで敗訴 無許諾で本をデジタル化したのは著作権違反、賠償金 300,000 ユーロ、Google は上訴 (New York Times 2009/12/18)。

(2009. 12. 14) 仏サルコジ大統領が図書の電子化に $11 億ドル (1220 億円) 要求 景気振興予算の一部として。

(2009. 12. 11) EQTGICSpringer を取得 Cinven and Candover より、$146 millionで (Information Today. December 14, 2009)。

(2009. 12. 9) 米国エネルギー省が Open Energy Information 開設 エネルギー技術情報の公開サイト。

(2009. 12. 9) 米国科学技術政策局 (OSTP) が公衆アクセスについてのパブリックコメントを募集 2010/1/21 まで、結果は Public Access Policy Update で公表。

(2009. 11. 27) 欧州宇宙局 (ESA) の Sentinel 衛星の観測データはすべて無料公開 地球環境・安全監視プログラム (GMES) のための観測、会員各国が合意。

(2009. 11. 19) HathiTrust が電子書籍の全文検索エンジン HathiTrust Digital Library を公開 ミシガン大学の開発したエンジン、460 万冊収録。

(2009. 11. 17) WIPO が検索サービス PATENTSCOPE を公開 PCT 特許 160 万件のほか、アフリカ ARIPO、キューバ、イスラエル、韓国、メキシコ、シンガポール、南アフリカ、ベトナムの特許を含む。

(2009. 11. 13) 大英図書館の Digital Library System が 50 万冊に到達 うち 38.6 万冊は Voluntary Deposit of Electronic Publications (VDEP)。

(2009. 11. 13) Google と出版社が Google Book Search に関する修正和解案を提出 (New York Times の記事)。

(2009. 11. 11) Google世界銀行 (World Bank) の公開データを提供 世界銀行提供の API による。

(2009. 11. 6) 米国特許商標庁 (USPTO) が Google と特許データ流通の無償契約 Intellectual Ventures, Internet Archive も協力 (O'Reilly Radar. Nov. 8, 2009)。

(2009. 11. 6) ノーベル賞受賞者 41 人がオープンアクセス支持の手紙 米国議会に公開状、Federal Research Public Access Act (FRPAA) 支持。

(2009. 10. 30) OCLCOAIsterWorldCat.org からアクセス可能に 全データベースがミシガン大学から OCLC に移転。

(2009. 10. 27) DeepDyve が研究論文のオンライン・レンタル・サービス開始 $0.99 で閲覧、ダウンロードや印刷はできない、3000 万文献.。

(2009. 10. 27) PubMed がデザイン変更

(2009. 10. 7) 連邦地裁判事が Google Book 和解の修正案を 11/9 に提出することを指示 司法省の懸念を反映 (New York Times の記事)。

(2009. 10) PubMed Central Canada 開設 Canada Institute for Scientific and Technical Information (NRC-CISTI), the Canadian Institutes of Health Research (CIHR), the US National Library of Medicine (NLM) の協力.。

(2009. 9. 29) ニューヨーク公共図書館が Kirtas 社の協力で著作権切れの書籍 500,000 冊を公開 Kirtas サイトで注文を受けてからデジタル化。

(2009. 9. 18) 米国司法省が Google Book 和解案について懸念を表明 著作権法と独占禁止法に抵触する恐れがある、またこのような重大な問題は民事裁判で決着すべきものではない。

(2009. 9. 18) Amazon Kindle で著作権切れ書籍の公開を延期 多数の出版社の版がアップロードされ、混乱 (K. Dawson)。

(2009. 9. 17) Google が著作権切れ 200 万冊の書籍のプリント・オン・デマンド事業 On Demand Book 社の Espresso Book Machine と契約 (Library Journal. 2009/9/17)。

(2009. 9. 14) Compact for Open-Access Publishing Equity (COPE) 創設 Cornell, Dartmouth, Harvard, MIT, UC/Berkeley が創設会員、オープンアクセス雑誌の投稿・掲載料を負担する仕組みを作る。

(2009. 9. 3) Amazon が Google Book 和解案について反対意見を表明へ 公正な競争を阻害する (The Associated Press. September 3, 2009)。

(2009. 8. 26) Open Book Alliance 結成 Google Book 和解案に反対、Amazon, Internet Archive, Microsoft, SLA, Yahoo! など参加。

(2009. 8. 13) カリフォルニア大学の教授 21 名が Google Book 和解案に懸念の公開状 多くの学者は著作のパブリックドメイン化を求めているので、それに対応すべきだ。

(2009. 8. 12) NetCoalition が連邦政府助成研究アクセス法案 (FRPAA) を支持 会員は Amazon.com, Ask.com, Bloomberg, eBay, Google, Yahoo!, Wikipedia など。

(2009. 8. 3) 剽窃検出ソフト Turnitin に対する学生の訴訟が和解 双方とも法的行為を中止、公正使用と認められたことになる (The Chronicle)。

(2009. 7. 20) ElsevierCell Press と協力して Article of the Futureプロジェクトを開始 グラフィック抄録、論文の章ごとにタブからアクセスできる、図だけまとめて見られる、引用文献のソートができる、など、紙から離れた構成。

(2009. 7. 17) パトリス社が民事再生手続き開始 負債約 30 億円、PATOLIS サービスは継続.。

(2009. 7. 8) SpringerSpringerImages を公開 150 万件の図表を収録.。

(2009. 7. 6) PubMed Central Canada 設立の合意 Canada Institute for Scientific and Technical Information (NRC-CISTI), the Canadian Institutes of Health Research (CIHR), the US National Library of Medicine (NLM) の協力.。

(2009. 6. 18) Nature Publishing Group が自己アーカイブ論文のデータ/テキスト・マイニングを許可 PubMed Central, UK Pubmed Central 等において。

(2009. 5. 21) UK PubMed Central が被引用データを提供 Thomson Reuters の Web of Knowledge から。

(2009. 5. 21) WikimediaCreative Commons ライセンスに移行を決定 GFDl から CC-BY-SA/GFDL へ。

(2009. 5. 20) Google がミシガン大学と Google Book に関する新しい契約に調印 Google Book Search の価格についての発言権を与える (The New York Times. May 20, 2009)。

(2009. 5. 19) Yahoo!GeoPlanet Data を公開 地球科学データがダウンロードできる、Creative Commons Attribution ライセンス。

(2009. 5. 18) WHO は H1N1 ウィルスの配列データのオープンアクセスを擁護 公開されたデータによって誤った意見が提出されることも容認 (HS Today. 18 May 2009)。

(2009. 5. 15) WolframAlpha 開設 Mathematica を利用、知識・統計処理システム (ビデオ)。

(2009. 5. 12) Fedora CommonsDSpace 財団が合併、DuraSpace 設立 Fedora と DSpace は引き続き提供。

(2009. 5. 12) CAS が一般向けに Common Chemistry を公開 Wikipedia と協力、日常的な化学物質 7800 件の名称や構造を提供。

(2009. 5. 11) 英国化学会 (RSC)ChemSpider を買収 化学構造検索ツール。

(2009. 5. 7) Elsevier が過去に 6 種の偽の雑誌を出版 オーストラリア支社において、製薬会社が出資し、本当の雑誌のように見せかける、Australasian Journal of General Practice, the Australasian Journal of Neurology, the Australasian Journal of Cardiology, the Australasian Journal of Clinical Pharmacy, the Australasian Journal of Cardiovascular Medicine, the Australasian Journal of Bone & Joint [Medicine] (TheScientist.com, May 7, 2009)。

(2009. 5. 7) MicrosoftOpen Government Data Initiative を公開 米国政府データをダウンロードしたり利用するソフト開発のためのプラットフォーム (ビデオ)。

(2009. 5) 米国医学図書館協会 (MLA)大学健康科学図書館協会 (AAHSL) が経済危機に関する声明発表 AAHSL 図書館の 70% が 10% 以上の予算カットを予測。

(2009. 4. 30) Merck が Elsevier を使って偽の雑誌を出版 Excerpta Medica 部門が 2003 年に発行、the Australasian Journal of Bone & Joint [Medicine] (TheScientist.com, April 30, 2009)。

(2009. 4. 29) BMJ が 1840 年からの全記事を電子化 824,183 ページ、$1/page、NLM と Wellcome Trust, JISC の支援による、オープンアクセス。

(2009. 4. 28) Google が公開データの検索と図表化を提供 通常の Google で検索できる。

(2009. 4. 27) Wikipedia に対する学術界の意見を調査 Wikimedia 財団が PLoS の協力を得て実施、87.73% の著者が好意的な意見。(概要)。

(2009. 4. 27) ERIC のマイクロフィッシュ電子化プロジェクトが完了 1966-1992 年の 34 万件の文書を電子化、うち 192,000 件が著作権処理を完了して公開できる。

(2009. 4. 23) Pfizer が BioMed Central を支援 低所得国からの投稿に対する Open Access Waiver Fund を設立。

(2009. 4. 21) World Digital Library が正式公開 UNESCO、米国議会図書館、各国国立図書館の共同事業。

(2009. 4. 20) 米国バイオテクノロジー産業協会 (BIO) が主要臨床試験結果の公衆アクセスに同意 NIH で証言

(2009. 4. 15) 日本文藝家協会が、Google Book 検索について抗議声明 著作権侵害、和解への強制的加入に対して。

(2009. 4. 1) DOAJオランダ国立図書館e-Depot がオープンアクセス雑誌の長期保存に協力 スウェーデン国立図書館も支援、DOAJ が収集した 4000 雑誌が対象。

(2009. 4) ドイツの著作者が Google Book は著作権侵害と抗議 Heidelberg Apeal、オープンアクセスも攻撃、Roland Reuss が起草 (Speigel Online, 4/27/2009)。

(2009. 3. 31) ElsevierArtilce 2.0 コンテストの結果を発表 優勝者はセマンティック・ウェブを活用するアイデア。

(2009. 3. 25) BMJ が研究データの公開を著者に要求 Trial 誌編集委員のまとめた指針に従う。

(2009. 3. 24) Microsoft が NASA のデータ公開に協力 火星、月などの画像やデータ。

(2009. 3. 18) MIT が大学全体でオープンアクセス義務化 (Library Journal 3/25/2009)。

(2009. 2. 19) 米国研究図書館協会 (ARL) が経済危機に関する声明発表 図書館が購読を継続できるよう、出版社の協力を要請。

(2009. 2. 3) John Conyers 下院議員が「研究業績に関する公正著作権法」を再提出 NIH の公衆アクセスおよび他機関での同種の試みを禁止する。

(2009. 1. 26) Elsevier が化学合成情報システム Reaxys を公開 CrossFire Beilstein, CrossFire Gmelin, Patent Chemistry Database を統合。

(2009. 1. 21) カリフォルニア大学図書館Springer がオープンアクセス出版について合意 2009 年以降カリフォルニア大学の研究者が Springer の雑誌に掲載板論文は Springer Open Choice が適用され、オープンアクセスとなる。掲載料は雑誌購読契約に含まれる。また Creative Commons のライセンス (Attribution, Non-commercial) も適用される。掲載論文は California Digital Library の eScholarship リポジトリにも掲載される。

(2009. 1. 21) Thomson Reuters が Journal Citation Report の新版を発表 Eigenfactor, 5 年 Impact Factor などを導入、自己引用や Imapact Factor の Box Plots, Rank-in-Category などの機能も追加。

(2009. 1. 21) ミシガン大学が OAIster の維持について OCLC と協力 2009 年後半にシステムを OCLC に移転.。

(2009. 1. 19) 国際図書館コンソーシアム連合 (ICOLC) が経済危機に関する声明発表 図書館が購読を継続できるよう、出版社の協力を要請。

(2009. 1. 16) 科学技術振興機構 (JST)中国文献ディレクトリシステムを公開 中国の文献を雑誌目次から検索。

(2009. 1) Elsevier が CAS と CAS 登録番号の入手について合意 Elsevier は CAS に電子版雑誌情報を提供、CAS は Elsevier のデータベースの化合物に CAS 登録番号同定をおこなう。

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